Maschine MK3 Beat Make Major Scale Random Harmonics Cadenza

今回は、メジャースケールで和声法をカデンツを意識して挑戦してみました。
トラック1
 ドラムを適当に入れる。
トラック2
 ベースをバリエーション機能のランダマイズで3パターン作る。
 カデンツの法則でできてるかチェックする。
トラック3
 ピアノでランダムで作ったメロディに和声法で重ねる。
トラック4
 ピアノで和声法で作ったメロディを1オクターブ上げたものを重ねる。
トラック5
 バイオリンで和声法で作ったコードを重ねる。

ドラムの関係で103bpm
6時間ぐらいで作成

ダイアトニックコードで作られた和音は、3つの機能のいづれかに分類されます。
トニック(T)、ドミナント(D)、サブドミナント(S)

カデンツ>>
3つの機能の流れ
T→S→T
T→D→T
T→S→D→T

DからSへの流れは好まれない。
理由は、時間の逆行を感じるから

ダイアトニックコード>>
Ⅰ C=T
Ⅱ Dm=S(代理)
Ⅲ Em=T(代理)
Ⅳ F=SⅤ G=D
Ⅵ Am=T(代理)
Ⅶ Bm(♭5)=D(代理)

すっぴんコードと化粧コード>>
C=T すっぴんコード
Em=T(代理) 
化粧コードAm=T(代理) 
化粧コードF=S すっぴんコード
Dm=S(代理) 化粧コード
G=D すっぴんコード
Bm(♭5)=D(代理) 化粧コード

すっぴんコードから化粧コードへつなげるのが好ましい。

ドミナント・モーション>>
Ⅴ度のGに一つ音を足して(ソシレ・ファ)セブンスコード(属7(ぞくしち))にするとが増4度の不協和音程(ファとシ)をもっているのでCに移動して解決しようとしている性質。

属7以外のセブンスコードは副7といいます。
下降限定進行音で2度下降して解決するのが普通です。
副7は、前の和音に同じ音が同じ音で鳴らされているのがセオリーです(予備)

副属7>>
ドミナント・モーションの機能を他の和音にも作ってしまう。
これをセカンダリー・ドミナントと言います。
副属7 仮想トニック
A7 → Dm
B7 → Em
C7 → F
D7 → G
E7 → Am

副属7が現れた場合は、次の和音はトニックと認識されるので一時的に転調したと認識してよい。

副属7のなかで本来の属7にかかるものは複属7と言います。
ドッペル・ドミナント ダブル・ドミナントと呼んでいます。
D7 → G7

トニック(T)
曲の始まり、小節の始まり、曲の終わりによく使用されるコード。始まりや終わりに限らず途中でもどこでも使用できる万能なもの。音楽用語ではよく「安定」の役割と言われている。リズム系の音楽ならこれ一つでも作ることは可能。

ドミナント(D)
曲の切り替わりやコードチェンジをする時などによく使われるコード。トニックに戻りたいという強い性質を持つ。曲や小節の始まりで使われることは無いが、これを使わないと曲が単調でつまらなくなる。音楽用語では「不安定」の役割と言われている。

サブドミナント(S)
同じく曲の切り替わりやコードチェンジをする時に使われる。トニックに戻りたいという性質とドミナントに行ってトニックに戻りたいという性質を持つ。音楽用語では「やや不安定」の役割

なぜ、ドミナントがトニックに向かいたいのかというと、ドミナントの構成音の中に、増4度の不安定な音程が含まれているためです。

増4度は、全音3つ分(半音6つ分)の音の関係のため、トライトーンとも呼ばれます。

他のスケールの和音も増4度があったらドミナント?

増4度の解決音がある和音はトニック?

それ以外がサブドミナント?

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